私は流産を一度経験しました。
ここでは私が経験した流産の記録を書きます。
主人と結婚して4ヶ月経った頃、
生理がこなかったことから妊娠に気がつきました。
初めて産婦人科にいった時
妊娠5週くらいで、
胎嚢(たいのう:子宮の中で赤ちゃんを育てる部屋)は確認できたのですが、
赤ちゃんの心拍は確認できず、2週間後に再診ということになりました。
2週間後・・・
妊娠7週に再診をしても、心拍確認ができず、
医師から流産の可能性があると説明を受けました。
その時は、流産という言葉にパニックし、
ショックであまり覚えていませんが、
また2週間後に再診をして、
心拍確認ができなければ、流産と確定し、
後日手術をして妊娠を終わらせると言われました。
そしてこの頃からつわりがはじまりました。
初めての妊娠。初めてのつわり。
自分の知っている身体とは思えないくらいの
体調不良でした。
何よりも流産の可能性があるということが一番しんどかったです。
でもまだ流産だと決まってない、信じよう!
主人にも励まされ、この気持ちだけで頑張っていました。
2週間後・・・運命の日
この頃には、妊娠9週でした。
診察の結果、心拍は確認できず、流産と確定されました。
流産の可能性を告げられてから、
自分なりにたくさん調べて、少しは覚悟をしていましたが
信じていた気持ちもあったのでショックでした。
自分にできることがあったのではないか
妊娠を喜んでいた主人に申し訳ない
そんな気持ちでいっぱいでした。
流産手術は1週間後に決定し、当日の説明を受けて診察は終わりました。
自宅で主人に伝えると、
主人は一緒に悲しみ、
私のせいではないのだから謝ることはない
私が無事でよかった
と言って落ち込む私を励ましてくれました。
主人のおかげで、少しずつ流産という現実を
受け入れる気持ちになれたと思います。
後編へ続く